
ナニー・マクフィーの魔法のステッキ
葬儀屋に勤めるブラウン(コリン・ファース)の悩みの種は、
7人のやんちゃな子供たちのいたずらで、雇ったナニー(乳母)がことごとく逃げ出してしまうこと。
しかし、突然現れた新任のナニー、マクフィー(エマ・トンプソン)は違った。
彼女は魔法を使ってイタズラを封じ、子どもたちを厳しくも温かくしつけていく。
そんな折、ブラウンは亡き妻の親戚であるアデレート(アンジェラ・ランズベリー)から
1か月以内に再婚するよう厳命される…。
人間ドラマだけじゃなくて、ナルニアやライラとか冒険ファンタジーも見るか!
と思って棚を探していたら、近くに置いてあって手に取った作品。何この経緯。
コリン・ファース、エマ・トンプソン、そしてそこにいる子はトーマス・サングスター君じゃないですか!
(ラブ・アクチュアリーでサムを演じていた彼)
>製作は「ブリジット・ジョーンズの日記」「ラブ・アクチュアリー」など
>良質なラブ・コメディを贈り続けているイギリスのワーキング・タイトル社。
ああ、なるほど。と言うわけで選ぶに至ったわけです。
やんちゃな子ども達VSナニー・マクフィーの魔法を使ったしつけ物語かな!?
と思ったら案外そうではなかった。
魔法やマクフィーについて殆ど語られなかったというのが、この物語の意図でしょうね。
何故魔法が〜とか、マクフィーはどういった人物か〜が重要ではないと言うことらしい。
それならそれは問いつめずに見た方がよかろう。という感じです。
7人の子ども達の変化と、マクフィーの接し方の変化がほんわかする映画。
最初は「なんだよこいつ!」といった対象のマクフィーが
いつの間にか相談役みたいな存在に。
そうなったマクフィーも、しつけというしつけではなく、必要なことを教えて、
そして子どもに考えさせる方針。
…とは言え、先程も述べたとおり教育を描く映画ではなくて。
結構子ども達自身が、答えや望み、考えを持っているので、
それが引き出されていく映画でしょうかね。
子どものしつけは一つの要素で、
本筋としては父(家族)の抱える問題と向き合っていく感じ。
それに関して、しつけによる子ども達の変化が重要となっている話。
あ、あとあれやこれやと説明をしない映画です。
先程言ったとおり、マクフィーの謎とか魔法とか。
あれこれに答えを出したい人には向かないかも。
つまり、全てを作中で解決して貰わないとすっきりしない人とか。
軽い気持ちで物語を受けとめながら見るのが吉。
「そーいうもんだ」ぐらいの気持ちがいいですよ。
子ども達が、いつのまにかめっちゃいい子になってたり。
最後の方は
「なんじゃそりゃww」って感じのカオス展開ですが
それはそれでちゃんとおもしろい、ってのが特徴。
そして最後と言えば、カラフルさ→真っ白
の演出は「おおー!」と思いました。ほんと最後は何でもありw
何でもあり、だけどそれを受け入れられるテンションの映画でした。
所々にある、キャラや会話などにみられたコミカル要素は、なるほど同じ制作スタッフといった感じ。
時間も98分と、割とあっという間に楽しめた映画でした。
終わり方も変な蛇足がなく、後味の良いところで終わっていてよかった。
「うんうん。」と思って終われる映画です。
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